パワー半導体製造のJSファンダリが破産 負債総額は約161億円 新潟工場の従業員500人超を解雇 新潟・小千谷

小千谷市に工場を持ち、パワー半導体を製造するJSファンダリが14日、東京地裁に破産を申請し、破産開始決定を受けました。

小千谷市に工場を持ち、パワー半導体を製造するJSファンダリが14日、東京地裁に破産を申請し、破産開始決定を受けました。

パワー半導体ウエハーの製造などを手がけるJSファンダリは、2021年に設立され、かつての新潟三洋電子である小千谷市の工場を取得し事業を行っていました。

2023年12月期には約31億4000万円の売り上げを計上した一方、約13億7200万円の最終赤字を計上するなど、採算面で課題を抱えていました。

負債総額は約161億円に上り、14日付で新潟工場の500人超の従業員が解雇されました。

小千谷市の宮崎悦男市長は「半導体関連産業は地域経済を支えてきた最も重要な産業の一つ。可能な限り雇用が継続されるよう情報収集し協議している」とコメントしています。

最終更新日:Tue, 15 Jul 2025 12:08:55 +0900