売掛金回収難で…建築工事や不動産仲介・管理を手がける業者が破産開始決定 市況低迷や競争激化で受注は減少傾向に 負債総額は約7300万円 新潟・中央区

建築工事及び不動産仲介・管理を手がける新潟市中央区のタウンRが、新潟地裁より破産手続きの開始決定を受けた。
NST新潟総合テレビ

建築工事及び不動産仲介・管理を手がける新潟市中央区のタウンRが、新潟地裁より破産手続きの開始決定を受けた。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支社によると、2001年9月に設立され、2005年4月に有限会社ハウジングA・Cから現商号へ変更したタウンRは、2008年8月期には売上高約5億6863万円を計上していた。

しかし、近年は市況の低迷や競争激化により受注が減少傾向に。2023年8月期の売上高は約5799万円にまで落ち込み、その後も業績回復の兆しは見られなかった。さらに、売掛金の回収難なども重なり、資金繰りが限界に達したことで、今回の事態に至った。

負債総額は約7300万円に上っている。

最終更新日:Mon, 28 Jul 2025 22:00:00 +0900