SNS型ロマンス詐欺で約1000万円の被害…70代男性がカタコトの日本語を話す外国人女性に現金をだまし取られる 新潟・上越市

今年6月下旬から7月下旬までの間に、新潟県上越市に住む70代男性がSNS型ロマンス詐欺で約987万円騙しとられていたことが分かりました。
NST新潟総合テレビ

今年6月下旬から7月下旬までの間に、新潟県上越市に住む70代男性がSNS型ロマンス詐欺で約987万円騙しとられていたことが分かりました。

被害に遭ったのは上越市に住む70代男性です。

男性は、6月下旬、マッチングアプリに会員登録したところ60代のカタコトの日本語を話す外国人女性を名乗る者からダイレクトメッセージが届き、やり取りする中で別のSNSに誘導され、その後、そのSNSで相手と趣味の話などのメッセージのやり取りをするようになりました。

その後、男性は女性から「ショッピングサイトで商品を売っている。サイトの新規会員登録、販売の援助をしてほしい。売上げが上がればキャッシュバックがある」旨のメッセージを受け取り、7月22日までの間に、ネットバンキングで相手から指定された金融機関の11口座に16回にわたり合計約987万円を振り込んでだましとられました。

男性が最初に振り込んだ日には男性の口座約13万円の入金があり、最終的に16回振り込んだ後には偽サイト上に1800万円の利益がある旨の表示がありましたが、相手に引き出しを求めても応じず、更に現金を要求されたことから不審に思っていたところ金融機関や警察から連絡が来たことで詐欺被害に気付きました。

警察によりますと、男性が1回あたり振り込んだ額の最少は4万円、最大は108万円だったということです。

警察は詐欺被害に遭わないよう注意を呼びかけています。

最終更新日:Wed, 06 Aug 2025 05:00:00 +0900