原発再稼働問題めぐる“県民意識調査” 市民団体が説明求める「課題放置されたまま…もう少し熟議を」新潟

柏崎刈羽原発の再稼働問題に関し、新潟県が8月下旬から実施を予定する県民意識調査をめぐり、8月5日、市民団体が県の原子力安全対策課に要望書を手渡しました。
NST新潟総合テレビ

柏崎刈羽原発の再稼働問題に関し、新潟県が8月下旬から実施を予定する県民意識調査をめぐり、8月5日、市民団体が県の原子力安全対策課に要望書を手渡しました。

原発再稼働問題をめぐり地元同意が焦点となる中、花角知事は意識調査を県民の意見を集約する方法の一つに挙げています。

要望書では、調査を実施する業者に県が委託した経緯や県民投票を否定しながらも意識調査を行う理由の説明などを求めています。

【新潟国際情報大学 佐々木寛 教授】
「3つの検証で挙がったような課題も全く放置されたまま今まで来ている。だから、もう少し熟議をしましょうというのが我々市民ネットワークの最小限の共通課題」

市民団体は今後、電話による独自の意識調査を実施する予定で結果を花角知事に提出するとしています。

最終更新日:Wed, 06 Aug 2025 05:00:00 +0900