

全国に誇りたい新潟のグルメ。今回は無農薬にこだわった食材で作る料理が評判の農家の夫婦が営むお店を紹介します。
胎内市城塚にある『農家レストランひかり食堂』。
民家の一部を改装し、5年前にこのお店をオープンさせたのが佐藤正さんと妻・光子さんです。
おすすめは〈ランチプレート1980円〉。メイン料理を肉、魚、カレーの中から選ぶことができます。使う食材にはこだわりが…。
【ひかり食堂 佐藤光子さん】
「けさとれたズッキーニと白キュウリ・エゴマの葉」
とれたての新鮮な野菜を提供できる秘密はお店の裏にありました。
【ひかり食堂 佐藤正さん】
「ここがズッキーニの畑」
常時10種類ほどの野菜を栽培しているほか、お米も育てている正さん。
【佐藤正さん】
「稲だけでなく、草のミネラルも田んぼの土に入っていく。そうするとミネラルがすごく豊富な土になる」
土作りにこだわる正さんは農薬を使わない無農薬農法に15年ほど前から取り組んでいます。
【佐藤光子さん】
「この玄米ご飯はうちの田んぼでとれたお米を使っている。玄米100%」
調理を担当する光子さんも一つ一つの食材に自信をのぞかせます。
ランチプレートにはメインを含め10種類の料理を盛り付けていますが、毎週変更するというメニューの考案は光子さんの担当です。
この日はそんな光子さんの料理のとりこになったというスタッフの姿もありました。
【スタッフ 大瀧幸江さん】
「ここで働けたら幸せそうだなと。なんとなく心の中で思っていたら声をかけていただいた」
調味料も手作りの夫婦のこだわりがつまったランチプレート。今回は自家製のウメ醤油で味付けされた豚肉のランチプレートをいただきました。
【記者リポート】
「お肉が塩麹に浸かっていたので、とてもやわらかい。さらにウメ醤油で味付けされているので、その酸味がさらに食欲を引き立てます。野菜も朝とれたばかりということで、みずみずしくて食材が生きている感じがします」
佐藤さん夫婦はこれからも体に良い食材を使った料理を提供し、心休まる空間をつくっていきたいと話します。
【佐藤正さん】
「ここへ来てリフレッシュして、リセットしてお帰りいただきたい」
【佐藤光子さん】
「ゆったりとして、楽しんで帰っていただきたい」