
新潟県内は佐渡や下越を中心に記録的な大雨となっています。7日夕方にかけ土砂災害などに厳重な警戒が必要です。
大気の非常に不安定な状態が続き、大雨となっている県内。
7日朝までの48時間に降った雨の量は、佐渡市羽茂で388.0と観測史上最も多くなったほか、新潟市東区松浜では173.5ミリで8月の観測史上最大を記録しています。
床下浸水の被害が確認されている佐渡市では、正午現在も市内の3082世帯8804人に避難指示が出されています。
新発田市や村上市、関川村に一時出されていた避難指示は解除されています。
一方交通への影響が続いています。
【記者リポート】
「村上市の瀬波温泉ICに入る道は現在通行止めとなっている」
高速道路は、日本海東北道の荒川胎内ICから朝日まほろばICまで上下線で通行止めとなっているほか…
【記者リポート】
「新潟駅を発着するJR在来線は運休となっていて、電光掲示板も何もともっていない状態」
JRは信越線や白新線など、県内を走る在来線の多くの区間で、始発から運転を見合わせていて、正午ごろから順次再開する予定です。
【街の人は】
「(もともと在来線を利用する予定だった?)そうです。今知った、大変」
「(電車が)午前中動かないということで、朝早く出てバスで来た」
県内では8日正午までの24時間にいずれも多いところで、下越と中越で80ミリ、上越と佐渡で50ミリの雨が予想されています。
新潟地方気象台は、佐渡では7日夕方まで土砂災害に厳重な警戒を、下越では警戒するよう呼びかけています。
最終更新日:Thu, 07 Aug 2025 12:47:30 +0900