

とび工事、土木・コンクリート工事を手がける新潟県上越市のエイテックスが、新潟地裁高田支部より破産手続きの開始決定を受けた。
民間の信用調査会社・帝国データバンク上越支店によると、2010年6月に創業し、2011年9月に法人改組されたエイテックスは、上越エリアを中心に建物の解体工事や土工工事などを手がけ、2019年8月期には年売上高約1億8200万円を計上していた。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、工事案件の中止や延期が相次ぎ、受注が減少。2022年8月期の年売上高は約8800万円まで落ち込み、財務内容も債務超過に陥り、資金面で厳しい展開を強いられた。その後も受注は回復せず、資金繰りが限界となったため、今回の措置となった。
負債は申請時点で約1億円に上っている。
最終更新日:Wed, 20 Aug 2025 11:00:00 +0900