
東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働問題を巡り県民の意見を広く聞く4回目の公聴会が開かれました。
24日の公聴会は新潟市を中心に佐渡市や燕市などから公募と推薦で選ばれた20人が参加し、新潟市の公述会場などと県庁をオンラインで結び、再稼働の賛否について意見を述べました。
【公述人(賛成)】「特に人口減少や高齢化が進む地域において(原発の再稼働は)経済活動の発展に不可欠な要素」
【公述人(反対)】「どこに処分するのか決まっていない核のゴミ。それを押しつけ合う問題をこれ以上後世に残してはいけないと考えている」
このほか原発に関する情報不足への不安や電力の安定供給を期待する声など、多様な意見が寄せられました。公聴会は残り1回です。花角知事が県民などの意見を聞いて再稼働の是非をどのように判断をするのかその行方が注目されます。
最終更新日:Sun, 24 Aug 2025 18:20:46 +0900