

明治安田J1アルビレックス新潟は8月23日、ホームで鹿島アントラーズと対戦。途中、同点に追いつくも試合終了間際に失点。2-1で敗れ、アルビはここまでで8試合連続勝ちなしとなっています。
ここまで2カ月以上勝利のないアルビ。シーズンも終盤にさしかかり、サポーターの願いはただ一つ。
【吉田優アナウンサー】
「勝利を願うサポーターの掲げる旗には“残留”の2文字。残り少ない試合数の中で、きょうこそは勝ち点3を狙います」
サポーターの熱気と蒸し暑い空気に包まれる中、アルビは8試合ぶりの勝利を目指し、鹿島アントラーズを迎え撃ちました。
前節まで2試合連続で試合序盤に先制しているアルビですが、この日は、前半4分、GK田代のパスが流れると、守備が崩れてまさかの失点。相手に先制点を決められてしまいます。
早い時間帯にリードを許したアルビですが、その13分後でした。今度は相手のこぼれ球をブーダが拾い、モラエスへパスを送るとそのままシュート。モラエスのJリーグ初ゴールで試合を振り出しに戻します。
【アルビ マテウス・モラエス選手】
「相手のディフェンスのタイミングがずれて、そこでブーダ選手がチャンスを見て近づいた時に、相手キーパーがブーダ選手に寄っていた。その流れを見て、自分の動きを信じてゴールにつなげるプレーができた」
その後も果敢にゴールに迫る両チーム。
前半29分には相手のドリブルをセンターバック・舩木が体を投げ出し必死のブロック。気持ちのこもった守備でなんとか失点を回避します。
エンドが変わった後半、両チームの攻撃が勢いを増す中、アルビは積極的に追加点を狙っていきますが、決めきることはできず。
均衡が破られたのは、試合終了間際。現在、得点ランキング1位のレオ・セアラに最後の最後に決められてしまいます。試合はそのまま終了。
2-1で敗れたアルビは8試合ぶりの勝利を飾ることができませんでした。
【アルビ 入江徹 監督】
「いままで通りやってきたことを出し、同点に追いつくことができて、守備ができた部分もある中で、最後の最後でやられてしまったところがきょうの敗因になってしまったと思う」
今シーズンは残り11試合。果たしてJ1残留の願いは叶うのか…チームは窮地に立たされています。
アルビの次の試合は8月31日。アウェーで浦和レッズと対戦します。
最終更新日:Mon, 25 Aug 2025 22:00:00 +0900