

高温少雨の影響で新潟が誇る枝豆の出来に影響が生じています。こうした中、食品ロスを減らそうと開かれたイベントを取材しました。
8月25日、新潟市中央区で行われていたのは…
【藤森麻友アナウンサー】
「小さくなってしまった枝豆や見栄えが悪くなってしまった枝豆を袋いっぱいに入れることができる枝豆の詰め放題です」
新潟が作付面積で全国トップクラスを誇る枝豆。
しかし、味に問題がないにも関わらず、大きさや形が流通の規格に合わないという理由から毎年多くが廃棄されている現状があります。
特に今年は…
【青木農場 青木弘 代表取締役】
「猛暑の影響でさやの太りが悪かったり、さやの色が変色したりというところで規格外が出る率が多い」
新潟市西区で黒埼茶豆を栽培する青木農場では、高温少雨の影響で5割近くが規格外に。
こうした中、食品ロス削減の取り組みとして行われたのが規格外の黒崎茶豆の詰め放題イベントです。
1袋300円で詰められるということで、多い人で600gほど詰め込む人も。
【参加した人】
「無我夢中で頑張ってたくさん詰めた。おいしく調理して食べられたらいいなと思っている」
【参加した人】
「(規格外枝豆だと)気づかなかった。豆の感じも良いし、おいしそう」
“もったいない”を“おいしい”に。企画した青木農場は食品ロスの現状を多くの人に知ってもらい考えるきっかけにしたいとしています。
【青木農場 青木弘 代表取締役】
「作る人も食べる人もハッピーな世界に。これからも気候変動に嘆くのではなく作っていきたいと思っている」