

今年4月、新潟県上越市の小学校で給食にガラス片が混入したにも関わらず児童に食事を続けさせた問題で、県教育委員会は8月25日付けで、担任の20代の男性教師を戒告処分としました。
戒告処分を受けたのは上越市内の小学校の20代の男性教師です。
この小学校では今年4月、5年生の教室で蛍光管が割れ、配膳台にあった給食に混入する事案が発生。
マニュアルでは異物が混入した場合、給食を中断し校長に報告するなどの対応が定められていましたが、男性教師は給食を続け、児童3人がガラス片を口にする事態となりました。いずれもけがはありませんでした。
県教委によりますと、男性教師は自ら目に見える範囲でガラス片を取り除き、「校長に報告するような事案ではない」と判断し、給食時間が終わった後に管理職に報告したということです。
県教委は県内各市町村の教育委員会に対し注意喚起し、再発防止を図っているとしています。
このほかセクハラ行為や体罰があったとして、高校と小学校の教師計3人が同日付けで懲戒処分されています。
最終更新日:Tue, 26 Aug 2025 10:02:34 +0900