「あるはずのブロンズ像がない」高田城址公園の“ブロンズ像”2基盗まれる…警察は窃盗事件として捜査 新潟・上越市

新潟県上越市の高田城址公園でブロンズ像2基が盗まれる被害がありました。被害届を受けた警察は窃盗事件として捜査しています。
盗まれたブロンズ像(提供:上越市)

新潟県上越市の高田城址公園でブロンズ像2基が盗まれる被害がありました。被害届を受けた警察は窃盗事件として捜査しています。

【リポート】
「高田城址公園にあるブロンズ像2体が盗まれたということです。あとにはブルーシートが掛けられています」

盗難被害に遭ったのは、上越市の高田城址公園に設置されていたブロンズ像2基です。

2基は女性の顔と鴉を表現したもので、どちらも1983年に上越市が設置しました。

市によりますと、8月28日午前8時半ごろ、公園内にある上越市立歴史博物館の職員から「あるはずのブロンズ像がない」と市に通報があり、職員が現地を確認したところ、公園内のブロンズ像2基が台座部分を残してなくなっていました。

高田城址公園には1982年から1993年にかけ、美術作品としてブロンズ像が設置され、現在その数は26基。毎年雪が降る時期には冬囲いが行われるなど、一つ一つ大切に管理されてきました。

【上越市民】
「朝、結構見ながら歩いているけど、ちょっとこれはひどい。銅像を盗んでいってもどうするか分からないけど」

一体、だれが何の目的で盗んだのか…市は28日、上越警察署に被害届けを提出。警察は窃盗事件として捜査を始めているということです。

最終更新日:Thu, 28 Aug 2025 19:13:50 +0900