県全体で危機意識の共有を…人口減少問題対策推進“県民会議” 産官学で対策協議へ「オール新潟で考える環境を」

深刻な課題となっている人口減少問題に対し、産官学で連携し取り組みを協議する県民会議の初会合が開かれました。

深刻な課題となっている人口減少問題に対し、産官学で連携し取り組みを協議する県民会議の初会合が開かれました。

新潟県庁で開かれた県人口減少問題対策推進県民会議。

深刻な課題となっている人口減少問題に対し、県全体で危機意識を共有し対策を協議しようと設置されたもので、4日の初会合には産業・教育・福祉などの分野から計56団体が出席しました。

県の人口は1998年の249万4000人をピークに、去年210万人を割るなど大きなペースで減っていて、地域経済の縮小や医療サービスの低下など深刻な影響が懸念されます。

会議では出席者が、賃金水準の低さが県外への流出に繋がっているなど、それぞれの立場から意見を出しました。

【花角知事】
「多くの団体、その団体を通して県民個人個人が(人口減少問題について)考えて頂ける環境を、オール新潟で作っていきたい」

会議では今後、有識者による講演会の開催などを予定しています。

最終更新日:Fri, 05 Sep 2025 12:12:38 +0900