「もし早紀江さんに何かあったら…」拉致被害者・横田めぐみさんの同級生 “新たな首相”へ訴え「本気になって問題解決を」新潟

北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの同級生が9月24日、新潟市議会で講演し、新たな首相には「本気になって拉致問題の解決にあたってほしい」と訴えました。
NST新潟総合テレビ

北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの同級生が9月24日、新潟市議会で講演し、新たな首相には「本気になって拉致問題の解決にあたってほしい」と訴えました。

1977年11月、中学校からの帰宅途中に北朝鮮に拉致された横田めぐみさん。

拉致から48年となるのを前に9月24日、再会を誓う同級生の会の池田正樹代表が新潟市議会の拉致議連に向け講演を行いました。

講演には、めぐみさんの母・早紀江さんも電話で参加。

【横田早紀江さん】
「どうしたら拉致問題が前進していくのか、毎日毎日悩んでいる」

めぐみさんは10月で61歳。早紀江さんも89歳となり、親子の再会へ残された時間は多くありません。

【横田めぐみさんの同級生 池田正樹さん】
「もし、早紀江お母さんに何かあったら、またその時の首相が『断腸の思い』なんて言うんですか。なんのための日本国の最重要課題なんですかと、強く思います」

講演を聞いた議員は…

【古泉幸一 新潟市議】
「ご家族、そして池田さんたち同級生の思いをしっかりと我々が国に積極的に働きかけていきたい」

【横田めぐみさんの同級生 池田正樹さん】
「自分ごとのように思って、本気になってあたってほしい。ご両親はわらをもつかむ思いで今までやって来たんですから」

最終更新日:Wed, 24 Sep 2025 22:00:00 +0900