“新潟県庁の敷地”有効活用を!毎年約2000万円かけ管理も閑散…利用者増へプロジェクトスタート「一面のチューリップ」「クイズ出題は?」

新潟県庁が現在の場所に移転して今年で40年の節目を迎えます。県は県庁前の敷地をより魅力的な場所として有効活用する方法を考えるプロジェクトをスタートさせました。果たして、今後どんな活用ができるのでしょうか。
NST新潟総合テレビ

新潟県庁が現在の場所に移転して今年で40年の節目を迎えます。県は県庁前の敷地をより魅力的な場所として有効活用する方法を考えるプロジェクトをスタートさせました。果たして、今後どんな活用ができるのでしょうか。

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9月26日、県の関係部局が集まり発足したのは、県庁舎の敷地などの有効活用を考えるプロジェクトチームです。

【県 越中隆広 総務部長】
「魅力的な場所にして、色んな方が気軽に県庁を訪れて、新潟の魅力を感じ、交流したりできるような公共空間にしていきたい」

現在は、敷地内の森の整備など毎年約2000万円をかけ維持・管理をしていますが…

【花角知事】
「40年間、結局ほとんど手を入れていないので、『県庁の森もずいぶん暗い』とおっしゃる方、『歩くルートもよく分からなくなっている』という声もいただいている」

多額の費用がかかっている反面、利用者は多くないのが現状です。

【記者リポート】
「県庁の森の中に入ってみますと、様々な種類の木や花などを楽しむことができますが、一方で昼間のこの時間帯中を見てみると歩いている人、散歩をしている人の姿などはほとんど見られません」

こうした現状を踏まえ、26日の会議では、県庁前の敷地のほか、1階部分の玄関やホール・レストランなど、一体的な活用方法について意見を出し合いました。

【意見】
「県庁の前に、たとえば一面のチューリップみたいなものがあると、さぞ素晴らしいんじゃないかと」

【意見】
「(各場所で)クイズを出題するなりして、考えながら(新潟の)シンボルを学べる、知れるというソフト的な工夫についても取り組んでいけたら」

プロジェクトチームは今後、若者や子どもを対象にアンケートを行うほか、外部の有識者から意見を求める予定です。

次の会議は10月中旬に開かれます。

最終更新日:Sun, 28 Sep 2025 08:00:00 +0900