きっかけは息子を名乗る電話から…「カバンを置き忘れて新幹線降りた」80代女性が現金100万円をだまし取られる被害 警察は特殊詐欺事件として捜査 新潟・中央区

新潟市中央区に住む80代女性が現金100万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭っていたことが分かりました。警察は特殊詐欺事件として捜査しています。
NST新潟総合テレビ

新潟市中央区に住む80代女性が現金100万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭っていたことが分かりました。警察は特殊詐欺事件として捜査しています。

特殊詐欺(オレオレ)詐欺の被害に遭ったのは新潟市中央区に住む80代女性です。

9月4日、女性の自宅の固定電話に息子を名乗る男から電話があり、「東京駅でかばん、書類、携帯電話を置き忘れて新幹線を降りた」と告げられたあと、東京駅遺失係を名乗る男から電話があり、「息子さんの書類やかばんが見つかりました。親族の方の本人確認をさせてください」などと言われ、住所、氏名などの個人情報を聞かれました。

その後、再度息子を名乗る男から電話があり、「かばんの中に会社のキャッシュカードが入っていたから銀行に電話して止めてもらった。そのせいでカードが1週間使えなくなりお金を下ろせなくて困っている」「仕事でお金が必要だからお母さんいくらか出せないか」などと頼まれた女性が金融機関で現金100万円を下ろして用意し、同日女性の自宅を訪問してきた息子の上司の弟を名乗る男に手渡してだまし取られました。

警察は、お金の話が出たらまずは疑って一旦電話を切り、警察や信頼できる方に相談すること、固定電話については迷惑電話防止付きの電話機の使用や特殊詐欺犯罪の防止に向けた国際電話の利用休止を進めているので警察署に手続きに来てほしいと注意を呼びかけています。

最終更新日:Tue, 30 Sep 2025 22:15:00 +0900