イトーヨーカドー跡地に待望の『ロピア』オープン!県内1店舗目との違いは?“小分け惣菜”に“外で弁当販売” 店内に潜入! 新潟市

25年1月にイトーヨーカドーが閉店し、スーパー空白地となっていた新潟市中央区古町地区。9月、イトーヨーカドーの跡地にスーパーマーケット『食生活ラブラブロピア』の新潟県内2号店がオープンした。5月に新潟県内1号店となるロピアムサシ新潟店がオープンしているが、1号店との違いもあるようだ。
NST新潟総合テレビ

25年1月にイトーヨーカドーが閉店し、スーパー空白地となっていた新潟市中央区古町地区。9月、イトーヨーカドーの跡地にスーパーマーケット『食生活ラブラブロピア』の新潟県内2号店がオープンした。5月に新潟県内1号店となるロピアムサシ新潟店がオープンしているが、1号店との違いもあるようだ。

■イトーヨーカドー跡地にオープン!イトーヨーカドーの従業員も

ロピア・マルダイ新潟店

オープン前から約100人の客が集まった『ロピア・マルダイ新潟店』。

25年1月 イトーヨーカドー丸大新潟店が閉店

先頭に並んでいた人は午前6時半から並んでいたという。

近くに住む人からも「スーパーじゃないと買えないものってある。周りに小さい店はあるが、それだけでは足りないときに困る」「半年以上待ったからね。やっと買い物ができる喜びがある」と喜びの声が聞かれた。

今回、オープンしたのは25年1月に閉店したイトーヨーカドー丸大新潟店の跡地。

ロピア・マルダイ新潟店 竹内敦彦 店長

2月には周辺のスーパーマーケットも閉店したため、買い物に苦労するいわゆる“買い物難民”も発生していただけに待望のオープンとなった。

さらに、ロピアとして再スタートした店では旧イトーヨーカドーの従業員が多く働いている。店長の竹内さんもその1人だ。

竹内店長は「同じ従業員がこの店で働くということで、より地域に根ざした、お客様に一歩でも二歩でも近づいた形をとれればいいのかなと思う」と話す。

■1号店との違いは?

NST新潟総合テレビ

ロピアは主に30代・40代の夫婦とその子どものファミリー層をターゲットとしているが、マルダイ新潟店では付近には高齢者や専門学校に通う生徒などが多いことから、単身・少人数の世帯でも使いやすいサイズの商品も展開している。

買い物客は「母と2人暮らしなので、そういう面ではすごく助かる。小分けがあると」「大きいサイズだとどうしようかなと、買うのをためらってしまうがありがたい」との声が聞かれた。

■お昼の時間帯に店舗の外で“弁当”を販売

店舗の外で弁当を販売

また、近くで働く人に向けて平日の午前11時半から2時間限定で店舗の外で弁当を販売。

これは、全国のロピアの中でも珍しく、価格は500円からとリーズナブルだ。

さっそく弁当を手に取った人は「とりあえず600円の弁当買ったが、これでも十分かなという気がする。仕事をしていると、けっこうお昼ごはんに困ることもあるが、こうやって出てくれると買いやすくて非常にありがたい」と笑顔を見せた。

地域の人に愛されるスーパーを目指して。

46年続いたイトーヨーカドーに変わり、ロピアがその歴史を刻み始めた。

最終更新日:Sat, 04 Oct 2025 09:00:00 +0900