酒類販売店が破産手続きの開始決定 飲食店などを得意先に一時年売上高約1800万円計上も新型コロナ禍で業況は低調に推移 負債は約1000万円 新潟・長岡市

新潟県長岡市にある酒類販売店・丸栄酒商が新潟地裁長岡支部より破産手続きの開始決定を受けた。
NST新潟総合テレビ

新潟県長岡市にある酒類販売店・丸栄酒商が新潟地裁長岡支部より破産手続きの開始決定を受けた。

民間の信用調査会社・帝国データバンク長岡支店によると、1970年2月に創業し、1991年10月に法人改組された丸栄酒商は、長岡市内の飲食店、一般個人を得意先として酒類などの販売を行い、2019年9月期には年売上高約1800万円を計上していた。

しかし、同業者との競合や新型コロナの影響により業況は低調に推移。2024年9月期の年売上高は約1300万円にまで落ち込み、厳しい資金繰りを余儀なくされていた。その後も業況は改善せず、先行きの見通しが立たないことから事業の継続を断念した。

負債は約1000万円に上っている。

最終更新日:Mon, 06 Oct 2025 05:00:00 +0900