

10月2日、新潟県魚沼市の越後駒ケ岳で、身元不明の男性の遺体が見つかりました。越後駒ケ岳では、9月27日にロッククライミングをしていた52歳の男性が滑落し行方不明となる事故が発生して、警察は遺体はこの男性の可能性が高いとみて調べています。
行方がわからなくなっているのは、東京都世田谷区に住む男性(52)です。
男性は9月27日、魚沼市の越後駒ケ岳で20代の男性と2人でロッククライミングをしていたところ滑落。姿が見えないところまで転落し、行方不明となっていました。
こうした中、10月2日午後2時前に、男性の家族から依頼を受け捜索していた民間の山岳救助隊が現場付近にある切り立った崖の合間で、意識のない状態の身元不明の男性を発見。
しかし、現場は両側が切り立った崖で、さらに悪天候が続いたため、数日間引き上げることができず、天候が回復した10月7日に民間の山岳救助隊などが男性を発見場所から引き上げて、県警のヘリに収容し、その後男性の死亡が確認されたということです。
警察によりますと、発見された男性は、身長170センチメートルほどで、迷彩柄の長そでシャツと茶色い膝丈のズボンを着用していたほか、顔の判断が難しいほど頭を激しく損傷していたということです。
警察は発見場所や服装の特徴などから、この男性が行方不明となっている52歳の男性の可能性が高いとみて、身元の特定を急ぐとともに、死因などを調べています。
最終更新日:Wed, 08 Oct 2025 14:25:18 +0900