江戸時代から続く匠の技!人間国宝・十四代 今泉今右衛門さんの陶芸品展「自身の感性で楽しく見て」

新潟市中央区の新潟伊勢丹で開かれている『人間国宝~十四代今泉今右衛門展』。

新潟市中央区の新潟伊勢丹で開かれている『人間国宝~十四代今泉今右衛門展』。

代表作のつぼをはじめ、約70点の作品が展示されています。

陶芸品はガスを使った窯で焼くのが一般的ですが、代々、まき窯にこだわり創作を続けているという今泉さん。

【十四代 今泉今右衛門さん】
「表面のガラスに微妙に柔らかい雰囲気が生まれる」

その特徴が特に現れているのが、こちらの白いつぼ。

【十四代 今泉今右衛門さん】
「遠目だと真っ白で見えないが、近くに寄るとはっきり見える」

まき窯で焼くことで青みがかった色になるため、白い焼き物に白を使って模様を描けると言います。

つぼ以外にも虎の置物などユニークな新作を購入できる一方で…

【氏田陽菜アナウンサー】
「ほかにも購入はできませんが、普段はなかなか見られない十代から十三代の作品も展示されています」

江戸時代から受け継がれてきた匠の技をじっくりと楽しむことができます。

【十四代 今泉今右衛門さん】
「一つ一つ、ご自身の感性の中で楽しく見ていただけるとうれしい」

この催しは10月20日まで行われています。

最終更新日:Fri, 17 Oct 2025 19:34:08 +0900