新潟県勢2校“春のセンバツ”有力に!高校野球・秋の北信越大会決勝で帝京長岡と日本文理が激突 逆転勝利で帝京長岡が優勝「甲子園で試合できるチャンスが」

10月18日・19日、高校野球・秋の北信越大会の準決勝と決勝が行われ、ともに強豪を撃破した日本文理と帝京長岡による史上初の新潟県勢同士の決勝が実現。両チームそろって来年春のセンバツ出場へ大きく近づきました。
NST新潟総合テレビ

10月18日・19日、高校野球・秋の北信越大会の準決勝と決勝が行われ、ともに強豪を撃破した日本文理と帝京長岡による史上初の新潟県勢同士の決勝が実現。両チームそろって来年春のセンバツ出場へ大きく近づきました。

富山県で行われていた高校野球・秋の北信越大会。

18日の準決勝第1試合では日本文理と福井の強豪・敦賀気比が激突しました。

勝てば春のセンバツ出場が近づく重要な一戦は、初回から動きます。

1回ウラ、日本文理は先頭の土屋がヒットで出塁すると、その後、打線がつながり4番・渡部のライト前ヒットでホームイン。後続も続き、この回2点を奪います。

その後は一進一退の緊迫した攻防となり、1点リードで迎えた8回ウラ。2アウト1・2塁の場面で打席には3番・秦。

【日本文理 秦碧羽 選手】
「勝利に近づくと思ったので、ここで打ってやるという気持ちで入りました」

フルスイングで打球はレフトスタンドへ。値千金のスリーランが飛び出し、敦賀気比を突き放します。

さらに1点を追加した日本文理は最終回に4点を返されますが、最後は逃げ切り、7ー6で勝利しました。

第2試合、石川県の星陵と帝京長岡の試合も接戦となります。

帝京長岡は3回表、相手の守備の乱れを突き先制すると、さらにワイルドピッチで追加点を挙げます。

一方、先発のサウスポー工藤は相手の強力打線を1失点に抑え完投。1年生エースの力投で決勝戦に駒を進めました。

【帝京長岡 工藤壱朗 投手】
「ここには優勝するために来たので、このあと絶対勝とうと」

そして、19日は春・秋を通し、史上初となる県勢同士の決勝に。

試合は一進一退の攻防となりましたが、同点で迎えた終盤の8回表。帝京長岡はランナー2人を置き、途中出場の富田がタイムリースリーベースヒット。

この回、3点を奪った帝京長岡が逆転勝利し、去年春以来2度目の北信越優勝を飾りました。

帝京長岡000010130 5
日本文理200000020 4

【帝京長岡 工藤壱朗 投手】
「甲子園に向かって練習してきた。そこでできるチャンスが来そうなので、楽しみにして(発表を)待つ」

春のセンバツは北信越地区から2校が選ばれるため、帝京長岡と日本文理の出場が有力となります。

出場校を決める選考委員会は来年1月30日に開かれます。

最終更新日:Mon, 20 Oct 2025 21:00:00 +0900