【新潟・上越市長選挙】“過去最多”の6人が立候補 現職・元職・元参院議員・前市議・元市議・元外交官が名乗り 現市政への評価などが争点に

任期満了に伴う新潟県上越市長選挙が10月19日告示され、県内の市長選として過去最多の6人が立候補しました。1期4年の現市政への評価などが争点となります。

任期満了に伴う新潟県上越市長選挙が10月19日告示され、県内の市長選として過去最多の6人が立候補しました。1期4年の現市政への評価などが争点となります。

上越市長選には、届け出順にいずれも無所属で元外交官の小菅淳一さん、元市議の石田裕一さん、元職の宮越馨さん、現職の中川幹太さん、元参院議員の風間直樹さん、前市議の丸山章さんの6人が立候補しました。

元外交官の小菅さんは産業の活性化のほか、子育て政策に力を入れ多様な学びの場を提供したいと訴えます。

【無・新 小菅淳一 氏】
「心優しい上越をつくる。市民一人一人が幸福で住める上越をつくる」

石田さんは市議としてスポーツ振興などに取り組んできた実績をアピール。財政健全化などにも取り組む考えです。

【無・新 石田裕一 氏】
「人口減少対策・財政問題にも、しっかり着実に向き合っていきたいと考えている」

宮越さんは混乱する市政に対し、元市長としての経験を生かし、政策力と実行力で立て直すと強調。

【無・元 宮越馨 氏】
「若ければいい?そうじゃない。実績と経験が豊富な、すぐに使える政治家を選ぶべき」

現職の中川さんは物価高騰が続く中、子育て世帯や若者世帯に手厚く支援していくと訴えました。

【無・現 中川幹太 氏】
「安心安全で暮らしていける政策を実現するため種をまいてきた。2期目で花を咲かせなければいけない」

風間さんは現市政を厳しく批判するとともに、国政での経験を生かし、市の財政を立て直すとしています。

【無・新 風間直樹 氏】
「物価高で悩む上越市民の暮らしがあるならば、それを風間直樹が楽にしようではないか」

丸山さんは市職員や市議としての経験を強調。最大の課題である人口減少を食い止めると訴えます。

【無・新 丸山章 氏】
「若年層の定住回帰なくして、上越市の発展はあり得ない」

県内の市長選としては過去最多の6人が立候補した上越市長選。

1期4年の現市政への評価や地域活性化策などを争点に論戦が交わされ、投開票は10月26日に行われます。

最終更新日:Tue, 21 Oct 2025 05:00:00 +0900