田中角栄首相輩出も…新潟県関係議員の「大臣ゼロ」続く 高市内閣で副大臣・政務官の起用もなし

21日に発足した高市内閣。大臣に続き、副大臣・政務官についても発表されたが、新潟県関係議員の起用はなかった。新潟県では、民主党政権下の2012年の田中真紀子氏を最後に大臣が出ていない。
NST新潟総合テレビ

21日に発足した高市内閣。大臣に続き、副大臣・政務官についても発表されたが、新潟県関係議員の起用はなかった。新潟県では、民主党政権下の2012年の田中真紀子氏を最後に大臣が出ていない。

かつて田中角栄氏が内閣総理大臣を務めるなど、数々の大臣を輩出してきた新潟県。しかし、田中真紀子氏が2012年10月~12月に民主党政権下で文部科学相を務めたのを最後に大臣ゼロが続いている。

自民党の新潟県関係議員は、前回の衆院選で5選挙区すべてで敗れ、現在は5期目の斎藤洋明衆院議員(比例北陸信越)、2期目の国定勇人衆院議員(比例北陸信越)、1期目の小林一大参院議員(新潟選挙区)の3人のみとなっている。

石破政権下では、斎藤氏が財務副大臣、国定氏が環境大臣政務官・内閣府大臣政務官・復興大臣政務官、小林氏が防衛大臣政務官・内閣府大臣政務官を務めたが、高市内閣では、副大臣・大臣政務官への起用はなかった。

一方、前回衆院選の5選挙区で全勝した立憲民主党では、8期目の菊田真紀子衆院議員が常任幹事長議長を務め、7期目の西村智奈美衆院議員が幹事長代行を務めるなど党の要職を担っている。

最終更新日:Fri, 24 Oct 2025 05:00:00 +0900