
新潟県胎内市の養鶏場で3日、死んだニワトリのインフルエンザの簡易検査を行ったところ、陽性と確認されました。県は高病原性鳥インフルエンザの疑いがあるとして遺伝子検査を行っています。
【鈴木康之 副知事】
「県の下越家畜保健衛生所が行った簡易検査の結果、高病原性鳥インフルエンザの疑いありと判定されました」
3日、胎内市の養鶏場でニワトリ70羽が死んだ状態で見つかり、下越家畜保健衛生所がインフルエンザの簡易検査を行ったところ陽性が確認されました。
現在遺伝子検査を行っていて、陽性となれば今シーズン県内の養鶏場で初めての鳥インフルエンザの確認となります。
この養鶏場では約63万羽を飼育していて、県は養鶏場から半径10キロを搬出制限区域とし、ウイルスの蔓延を防ぐため消毒の徹底などを呼びかけています。
同じ養鶏場ではおととしにも鳥インフルエンザが発生し、約68万羽が殺処分されているということです。
【県畜産課 阿部渉課長】
「養鶏場に関しては引き続き使用衛生管理基準の徹底ということで、日頃の防疫対策を徹底するしか無いと思っているのでそこをしっかり継続して頂きたい」
遺伝子検査で陽性が確認された場合、4日朝から約63万羽の殺処分が始まります。
最終更新日:Mon, 03 Nov 2025 22:00:00 +0900




