
新潟県内で11月9日、今シーズン2例目となる高病原性鶏インフルエンザへの感染が確認されました。花角知事は立て続けに感染が確認されている状況を踏まえ、養鶏事業者に対し、衛生管理の徹底を指導するよう職員に指示しました。
9日、遺伝子検査で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたのは、胎内市の養鶏場です。
県内では今シーズン2例目で、今回感染が確認された養鶏場は1例目の養鶏場から1kmほどの距離にありました。
こうした状況を受け、県は8日対策本部会議を開催。
【花角知事】
「高病原性鳥インフルエンザが県内で頻発している状況を踏まえ、事業者に対して、より強い危機感を持って飼養衛生管理を徹底するよう指導を強化していただきたい」
発生状況や今後の対応について情報を共有、養鶏業者などへの指導を徹底することなどを確認しました。
1例目となった養鶏場で24時間体制でのニワトリの殺処分が続く中、今回感染が確認された養鶏場でも9日、飼育している約28万羽の殺処分を開始。
この養鶏場での鳥インフルエンザの感染確認は3年連続だということです。
【県畜産課 阿部渉 課長】
「県内どこの養鶏場でもいつかかってもおかしくない状況にあるという認識」
今回感染が確認された確認された養鶏場での殺処分は11月16日に完了予定です。
県は養鶏業者などへの注意喚起を徹底するとともに、県民に対しては鳥インフルエンザの人への感染は報告されていないとして冷静な対応を呼びかけています。
最終更新日:Mon, 10 Nov 2025 22:05:00 +0900



