【柏崎刈羽原発】「議会で県民の意思確認を」知事と面会した新潟市長 再稼働是非は知事の判断を尊重「県が検証や確認・国への要望行ってきた」

東京電力・柏崎刈羽原発の再稼働をめぐり花角知事がどのような判断を下すのか、そして、どのように“県民に真を問うのか”が注目されていますが、11月19日午後、新潟市の中原八一市長が花角知事と面会しました。

東京電力・柏崎刈羽原発の再稼働をめぐり花角知事がどのような判断を下すのか、そして、どのように“県民に真を問うのか”が注目されていますが、11月19日午後、新潟市の中原八一市長が花角知事と面会しました。

【新潟市 中原八一 市長】
「再稼働問題について、県民の意思を確認する方法としては県議会がもっともふさわしいと考えており、県議会の場で県民の意思を確認することを検討されるよう要望する次第でございます」

再稼働の是非の判断については把握してきた多様な意見や要望を踏まえ賢明な判断を下すこと、そして、その判断については県議会の場で県民の意思を確認するよう要望しました。

その上で、再稼働問題だけを争点にした県知事選挙は県民の分断や県政の混乱を招く懸念があると指摘しています。

【新潟市 中原八一 市長】
「再度、新潟市のあるいは私の考えをしっかり知事にお伝えして、最終的な重大な知事の結論を下していただきたいという思いで、きょうは訪問させていただいた」

一方で、中原市長は原発再稼働についての自身の考えは明らかにせず、花角知事の判断を尊重する意向を示しています。

【新潟市 中原八一 市長】
「県が様々な検証や確認、国への要望を行ってきていただいているので、最終的な結論については県知事が判断するものと理解している」

中原市長の要望に対し、花角知事は「十分受け止め、考えていきたい」と答えています。

最終更新日:Thu, 20 Nov 2025 05:00:00 +0900