“ボジョレ・ヌーボー”解禁!今年は成熟度高くより濃厚な味わいに「良さを体感するにはピッタリな年」新潟

11月20日はフランス・ボジョレ地区のブドウから作られるワインボジョレ・ヌーボーの解禁日です。今年は成熟度が高く、より濃厚な味わいに仕上がっているといいます。

11月20日はフランス・ボジョレ地区のブドウから作られるワインボジョレ・ヌーボーの解禁日です。今年は成熟度が高く、より濃厚な味わいに仕上がっているといいます。

【長谷川珠子アナウンサー】
「濃厚なブドウの赤い色が美しいボジョレ・ヌーボー。良い香りが漂ってきます」

ブドウの収穫からわずか2カ月で出荷を迎え、そのフレッシュさが多くのファンをうならせるボジョレ・ヌーボー。

解禁日を迎えた20日、新潟市中央区のワインショップにはさっそく様々な銘柄が並んでいました。

【エノテカ 米山明里さん】
「7月、8月は天候に恵まれ、昨年よりもより濃厚で飲みごたえがある仕上がりになっている」

酸味の強かった去年に比べ、今年は雨が少なく乾燥した気候だったため、より風味が凝縮されていると言います。

【エノテカ 米山明里さん】
「成熟度は抜群で、完熟したブドウから作られるパワフルな味わいが楽しめる」

価格は去年から据え置きで上々な出来だという今年。中でもおすすめだというのが。

【エノテカ 米山明里さん】
「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボーヴィエイユ・ヴィーニュ。樹齢の高い古い木、古樹のブドウを使ったヌーボー」

樹齢40年以上の古いブドウの木は実の数が少なく、生産効率は落ちると言いますが…

【エノテカ 米山明里さん】
「その分、出来上がったブドウ一つ一つに栄養が集中して、凝縮感のある風味を与えてくれる」

【長谷川珠子アナウンサー】
「私もきょうの解禁を楽しみにしていた一人です」

大きなグラスで香りも楽しみながらいただきます。

【長谷川珠子アナウンサー】
「ブドウのふくよかな甘味と旨みをすごく良く感じます。さすが、フレッシュさが特長のボジョレ・ヌーボー。最後にほんのり渋みを感じる程度、この渋みが非常に上品で飲みやすいです」

また、ボジョレ・ヌーボーは14℃前後の場所での保管が望ましいとされていて、自宅だと冷蔵庫の野菜室が適しているといいます。

【エノテカ 米山明里さん】
「ブドウの質が良いのはうれしいこと。ボジョレ・ヌーボーの良さを体感していただくにはすごくピッタリな年」

ボジョレ・ヌーボーのどこまでも続くフルーティーな余韻に浸ってみてはいかがでしょうか?

最終更新日:Thu, 20 Nov 2025 22:00:00 +0900