発見当時近くに1頭の“クマ”…飯豊連峰で遭難した男性とみられる遺体発見 顔・首などに引っかかれたり噛まれたりしたような損傷 新潟・胎内市

新潟県胎内市へ登山に出かけ行方不明となっていた男性とみられる遺体が11月25日朝、登山道の近くで見つかりました。現場周辺でクマが目撃されていたことなどから警察はクマに襲われた可能性があるとみています。

新潟県胎内市へ登山に出かけ行方不明となっていた男性とみられる遺体が11月25日朝、登山道の近くで見つかりました。現場周辺でクマが目撃されていたことなどから警察はクマに襲われた可能性があるとみています。

行方が分からなくなっているのは新潟市西区の男性(55)です。

男性は11月23日、日帰りの予定で胎内市にある飯豊連峰に一人で登山に出かけたと見られていて、24日午後5時半すぎ、男性の知人から連絡が取れないと警察に通報がありました。

警察と消防が25日午前5時半ごろから約20人体勢で捜索を開始したところ、午前9時半ごろ、県警のヘリコプターが登山口から直線距離で1.2kmほど登った地点で身元不明の成人男性を発見。その場で死亡が確認されました。

警察によりますと、男性の顔や首などには引っかかれたり、かまれたりしたような損傷があったほか、発見当時、上空からは男性の近くにいる1頭のクマが目撃されていたということです。

警察は見つかった遺体が行方の分からなくなっている男性とみて身元の特定を急ぐとともに、クマに襲われた可能性も含め死因を調べています。

最終更新日:Wed, 26 Nov 2025 05:00:00 +0900