【デフリンピック】新潟県勢も躍動!バレー女子・バド混合団体が金メダル獲得 サッカー男子は初の銀メダル

11月26日閉幕した聴覚障害者の国際スポーツ大会『デフリンピック』。バレーボール女子とバドミントン混合団体で金メダルを獲得するなど新潟県勢も躍動しました。
NST新潟総合テレビ

11月26日閉幕した聴覚障害者の国際スポーツ大会『デフリンピック』。バレーボール女子とバドミントン混合団体で金メダルを獲得するなど新潟県勢も躍動しました。

26日閉幕した聴覚障害者の国際スポーツ大会『デフリンピック』。

25日に行われた女子バレーボール決勝でスターティングメンバーに名を連ねたのが上越高校の岡田夕愛です。

序盤から主導権を握った日本。序盤から得点を重ねる岡田に加え、第一セットの途中には中越高校の高橋朋伽もコートに。

【中越高校 高橋朋伽 選手】
「最終的な目標は自分の武器のサーブで勢いを与え、持ち味の笑顔でチームを支え、全員で金メダルを獲得してくる」

大会前にこう語っていた通り、世界の舞台で見事サービスエースを決め、持ち味だと話していた笑顔がはじけます。

この高橋の放つ明るいムードで勢いに乗り、日本は第1セットを先取。第2・第3セットは一時追いかける展開となりましたが、いずれのセットも岡田の得点で追いつきます。

そして、日本は最後まで1セットも落とすことなくストレート勝ち。2017年のトルコ・サムスン大会以来2大会ぶり3回目の優勝を果たしました。

一方25日、福島県で行われたサッカー男子決勝のピッチには上越市の齋藤心温の姿が。試合は、開始早々トルコに先制を許してしまいますが、その直後、前半6分に林滉大のシュートで同点に。

しかし、前半17分にミスからゴールを奪われると、その後は反撃も及ばず2-1で敗れました。それでも日本男子にとっては初の銀メダル獲得です。

そして、もう一組、デフリンピックで躍動したのがバドミントンの沼倉昌明・千紘ペアです。

夫婦で臨んだ男女混合ダブルスでは惜しくもベスト16に終わりましたが、夫の沼倉昌明が挑んだ25日の混合団体決勝では中国に勝利し、金メダルを獲得しています。

日本は金メダル16個を含む計51個のメダルを獲得。5人の県勢を含む世界の舞台で躍動する選手たちの姿は県民に勇気を与えてくれました。

最終更新日:Wed, 26 Nov 2025 22:00:00 +0900