人気お笑い芸人の妹が“ママの交流拠点”開設!地元商店街の空き店舗を活用「子どもたちの声でにぎわう商店街に戻したい」新潟

商店街のシャッター化が進む中、新潟県魚沼市の商店街では空き店舗を活用したママたちの交流拠点がオープンしました。施設を運営するのは東京からUターンしてきたママ。実は人気お笑い芸人の妹でもあるんです。

商店街のシャッター化が進む中、新潟県魚沼市の商店街では空き店舗を活用したママたちの交流拠点がオープンしました。施設を運営するのは東京からUターンしてきたママ。実は人気お笑い芸人の妹でもあるんです。

■魚沼市にママたちの交流拠点オープン!

魚沼市旧小出町にある本町商店街に子どもの元気な声が響く施設がありました。

子育て中のママたちの複合交流拠点『マイベイス』です。

【みさとさん】
「オープン前から大騒ぎ。こうやって使ってもらいたかった」

11月24日のオープン直前準備に追われていたのは、施設を運営する3児のママで魚沼市旧小出町出身のみさとさんです。

オープンと同時に、施設には多くの親子が訪れます。

東京で仕事と子育てを両立していたときに都会での孤独な子育てを経験したというみさとさん。

「子育てママさんたちが『ここがあるから子育てが楽しくなった』とか『子育てと仕事の両立が自分の納得いく形が見つけられた』とかそういう場所になったらいいなと思って」

こうした思いから、施設には子どもが自由に遊べるスペースのほか、訪れたママたちがくつろげるようにカフェスペースも設けられています。

【十日町から来たママ】
「お子さん連れが多いので、ちょっと騒いでも気にならないというか、アットホームな感じで見ていただけるので過ごしやすかった」

■商店街の空き店舗を活用「子どもたちの声でにぎわう商店街に」

のびのびと子育てをしたいと、去年、三条市に家族で移住したみさとさんがふるさとで交流拠点を開いたのにはもう一つ理由があります。

地元の商店街に空き店舗が増えていることに衝撃を受けたというみさとさん。

【みさとさん】
「子どもたちの声でにぎわう商店街にまた戻したいというイメージが強くて、私は小学生のときランドセルを置いたら商店街にとりあえず遊びにきていたので、またそういう商店街に戻ったらいいなと思う」

マイベイスは商店街の空き店舗を活用して整備。改装費用はクラウドファンディングで募りました。

子育てをしながらオープンまでこぎつけたみさとさんのもとには開店を祝う多くの花が。

よく見てみると、この地域が生んだ人気お笑い芸人“おばたのお兄さん”名前も。実はみさとさん、おばたのお兄さんの妹なんです。

花だけでなく、この日はみさとさんの同級生もお祝いにかけつけていました。

【中学時代の同級生】
「ちょっと涙が出そうになっちゃう。すごく頑張り屋さんだから。すごく頑張ってたなと思って、3人も子どもがいるのによくやったなと思って」

空き店舗が増えていた商店街からも期待の声が上がります。

【商店街の人】
「空き店舗はいつでも話題になっていたことなので、力を合わせて盛り上げていけたらなと思っている」

【みさとさん】
「商店街を歩いていたら、みんな知っている顔で、みんな声をかけてくれて、そういう子育てがしたいと思ったし、そういう幼少体験を子どもたちに積ませたいなと思ったのがここにつながっているので、そうなればいいなと思っている」

子育てに奮闘するママたちが地域とのつながりを感じながらほっと一息つけることを願って…マイベイスに笑顔の輪が広がります。

最終更新日:Thu, 27 Nov 2025 22:00:00 +0900