
東京電力・柏崎刈羽原発の稲垣武之所長は、年内に地元同意が得られた場合、早ければ来年1月にも再稼働ができるとの見解を示しました。
【柏崎刈羽原発 稲垣武之 所長】
「(再稼働容認の)ご発言をいただいたということで、私として非常に厳粛に受け止めているし、我々としてはより一層、安全性、またセキュリティーの向上に努めていかなければならない」
花角知事が再稼働を容認する考えを示したことについて、こう受け止めを語った柏崎刈羽原発の稲垣武之所長。
この再稼働容認の判断について花角知事は県議会に信を問う方針で、12月議会に提出する補正予算案に再稼働を前提とした原発の安全対策に関する広報費を盛り込んでいます。
すでに県議会の最大会派・自民党は知事の判断を信任する方針を決めていて、地元同意の手続きは年内にも完了する見通しです。
この地元同意が得られれば東京電力が原子力規制庁に対し、原子炉の機動に必要な使用前確認の申請を行うことになります。
【柏崎刈羽原発 稲垣武之 所長】
「先行電力の実績によれば(審査終了は)だいたい3週間~1カ月くらい。それで申請の認可が下りて試験使用承認」
このため、早ければ来年1月にも再稼働が可能となる見通しです。
最終更新日:Fri, 28 Nov 2025 05:00:00 +0900




