クマに襲われた可能性が高い…飯豊連峰で見つかった遺体は遭難した新潟市の55歳男性と判明 死因は多発性外傷

11月25日、新潟県胎内市の飯豊連峰で死亡しているのが見つかった男性について、警察は行方がわからなくなっていた新潟市西区の男性(55)であったと発表しました。死因は多発性外傷でした。
NST新潟総合テレビ

11月25日、新潟県胎内市の飯豊連峰で死亡しているのが見つかった男性について、警察は行方がわからなくなっていた新潟市西区の男性(55)であったと発表しました。死因は多発性外傷でした。

新発田署によりますと、男性は23日に日帰りの予定で飯豊連峰の奥胎内ダム近くの胎内口登山道から一人で登山していたとみられ、その後24日になっても連絡がとれないとして知人が警察に通報しました。

警察と消防は25日午前5時30分頃から約20人体制で捜索を開始。県警ヘリが遭難場所付近で身元不明の成人男性1人を発見し救出しましたが、その場で死亡が確認されました。

警察は遺体の身元について、行方が分からなくなっていた男性であり、死因は多発性外傷であったと発表しました。

発見当時、現場近くにはクマの姿が確認されていて、遺体の顔や首などにかなりの損傷があったということで、警察は男性がクマに襲われた可能性が高いとしています。

最終更新日:Mon, 01 Dec 2025 20:27:49 +0900