こたつから出火か…未明の住宅街で火事 火元の住宅に住む72歳の男性が死亡 新潟・三条市

12月2日未明、新潟県三条市で住宅の一部を焼く火事があり、この家に住む70代の男性1人が死亡しました。

12月2日未明、新潟県三条市で住宅の一部を焼く火事があり、この家に住む70代の男性1人が死亡しました。

2日午前2時半ごろ、三条市西本成寺の西巻正美さんの住宅で西巻さん本人から「建物内で煙が出ている」と消防に通報がありました。

消防車両10台が出動し、火は約1時間後に消し止められましたが、木造一部2階建て住宅の1階の居間を焼きました。

また、西巻さんと兄の松弘さん(72)の2人が救急搬送されましたが、搬送先の病院で松弘さんの死亡が確認されました。死因は一酸化炭素中毒でした。

【近くに住む人】
「変な臭いがした。火事のような(焼けた)臭いがしたが、炎は全然上がらなかった」

【近くに住む人】
「何台も消防車の音がして外をのぞいたら煙たい臭いがしたので火事かなと」

警察によりますと、出火当時、松弘さんは出火元とみられる居間の近くの寝室で寝ていたということです。

警察などは居間のこたつから出火した可能性があるとみて火事の原因を調べています。

最終更新日:Wed, 03 Dec 2025 05:00:00 +0900