今年11月、新潟県粟島浦村の県道で40代男性の運転する車が、崖から転落する事故がありました。男性は地元の消防団等によって救助されましたが、その後死亡が確認されました。
死亡したのは、粟島浦村に住む団体職員・松浦拓也さん(48)です。
12月1日午前10時過ぎ、粟島浦村の県道上で、粟島浦村役場の職員から「昨晩から連絡が取れていなかった男性を捜索していたところ、県道から車が転落しているのを確認した」と110番通報がありました。
松浦さんは11月30日午後8時半過ぎ、粟島浦村の県道上で、軽自動車を一人で運転中に、崖から5m以上転落。その後、松浦さんと連絡が取れなくなったことを心配した粟島浦村役場の職員などが捜索したところ、崖下の木に上下逆さまの状態で引っかかっている松浦さんの車を発見したということです。
松浦さんは地元の消防団などによって救出され、心肺停止の状態で診療所に運ばれましたが、医師がいなかったため、この日に治療ができず。翌日、船で村上市に運ばれ、医師によって死亡が確認されました。死因は多発性外傷でした。
松浦さんの車は内浦方面から釜谷方面へ走行していて、カーブに差し掛かったところでそのまま直進し、転落したとみられています。
粟島浦村での交通死亡事故は1972年以来、53年ぶりだということです。
最終更新日:Mon, 08 Dec 2025 17:15:17 +0900
