

スノーボード男子ハーフパイプで冬季オリンピック2連覇を目指す新潟県村上市出身の平野歩夢選手。12月5日に行われた今シーズンの初戦で優勝し、好調な滑り出しを見せています。
5日、中国で行われた『ザ・スノーリーグ』第2戦。
スノーボード・ハーフパイプの男子の決勝に進出したのが村上市出身の平野歩夢です。
実はこの大会、オリンピック3大会で金メダルを獲得していたショーンホワイトを下し、平野が初優勝を納めた3年前の北京オリンピックと同じ会場で行われました。
しかも、この『ザ・スノーリーグ』は憧れだったそのショーンホワイトが創設した大会。
オリンピックを控える中、シーズンの初戦に選んだこの大会で、平野は今年3月の第1戦で優勝した戸塚優斗を相手に決勝に挑みました。
3回の滑走それぞれでスコアを競う決勝。1本目で戸塚が転倒、2本目では平野が転倒し、1勝1敗で迎えた3本目。
【平野歩夢 選手】
「駆け引きがすごく強いような、そういった試合の内容。パイプもすごく暗くて見えなくて、危ない感じで…」
競技をするには過酷な環境の中、平野は大技のトリプルコーク1440は封印し、危なげない滑りながらも高いエアを披露。
3本目を制して、オリンピックの代表選考には関係のない大会ながらも、シーズン初戦を優勝で飾りました。
【平野歩夢 選手】
「前回、思い通りの結果を残せていなかった。ショーンが開催している大会というのもあって、どこかで必ずとりたいなと思っていた。最後、自分は攻めきれなかったが、結果としては勝ててよかった」
12月10日には今シーズンのワールドカップが開幕し、オリンピック出場をかけた戦いが本格化します。
最終更新日:Mon, 08 Dec 2025 21:30:00 +0900




