
今年4月から10月までに新潟県内で有害捕獲されたイノシシの数は1990頭で、過去最多だった去年の同じ時期を200頭も上回っています。
捕獲支援に力を入れてきたことも捕獲数が増えた要因となっていますが、県はさらに対策を強化していく考えです。
【県農林水産部 神部淳 部長】
「今後は9月補正予算で措置した緊急捕獲対策により、被害が大幅に増加した地域を中心に捕獲エリアを拡大し、冬期の捕獲をさらに強化することで農作物被害の低減を図っていく」
県内では12月~2月の雪の降る時期にイノシシによる人身被害が多く発生しています。
イノシシは冬眠をせず、雪が少ないところを求めてくる習性があることから、これからの時期は人里へ出没する恐れがあるとして県は注意を呼びかけています。
最終更新日:Tue, 09 Dec 2025 22:00:00 +0900



