
サッカー・アルビレックス新潟はサポーターとの意見交換会を開きました。来シーズンはJ2での戦いとなりますが、野澤次期社長は「強化費は出し惜しみしない」と明言しています。
12月14日、新潟市中央区で開かれたアルビレックス新潟のサポーターカンファレンス。
【吉田優アナウンサー】
「会場には約90人のサポーターが集まっています。これから来季に向けてのクラブの方針などが説明されるということです」
野澤次期社長・寺川強化部長などが今シーズンの総括と、来シーズンJ2の舞台で戦う上での方針を語りました。
【アルビレックス新潟 野澤洋輔 新社長】
「今後も継続して収益を確保していく必要がある状況。だからといって守りに入るのではなく、来季、最短でのJ1復帰のため、来季の強化費については出し惜しみしない判断をした」
中でもサポーターが注目するのはチーム編成。そして、これまで続けてきたポゼッションサッカーの継続について。
【サポーター】
「クラブとして一貫したスタイル。誰が見ても新潟のサッカーだなと思えるものを持ってもらいたい。社長、強化部長は持っているのか」
【アルビレックス新潟 寺川能人 強化本部長】
「スタイル、スタイルというのが先に来て、選手もスタッフも(戸惑った部分が)今年はあったと思う。僕はそうじゃないと思う。まずは、しっかりとチームのために汗をかいて戦うことができないとスタイルは完成しない」
来シーズンは船越優蔵新監督の下、原点に立ち返り、泥臭いプレーで戦うこと、選手としっかりコミュニケーションをとることでチームの立て直しを図るとしていますが…
【サポーター】
「去年、移籍で選手が抜けた分、今年なかなか稼働できなかった選手が多かったと思う。来年どういうふうに揃えていくのか、新シーズンに向けて気になる」
【サポーター】
「(J1に)昇格するのは当たり前。昇格したあとにJ1でずっと戦っていけるようなチームになるためにどうすればいいか、もう少し聞きたい」
選手の獲得状況についてはまだ明らかになっていませんが、新たな社長、新たな監督の下で一体どのようなチームに生まれ変わるのか…
【アルビレックス新潟 野澤洋輔 新社長】
「皆さんに対して100点の答えを出せないのが申し訳なく心苦しいが、なるべく多くの皆様に満足してもらえるようにクラブで進めていきたい」




