上越新幹線の安全運行守る“スプリンクラー”公開!散水で線路上の雪とかす「安心して新幹線乗って」新潟

上越新幹線で、線路の雪をとかすために導入しているスプリンクラーの散水の様子が報道陣に公開されました。

上越新幹線で、線路の雪をとかすために導入しているスプリンクラーの散水の様子が報道陣に公開されました。

湯沢町で12月16日、公開されたのはスプリンクラーが稼働する様子。

雪がとける最適な温度の水を管理し、散水することで線路に雪が積もるのを防ぎ、上越新幹線の高速かつ安全な運行を守るために導入されています。

この日は散水している様子が公開されたほか、散水した水を回収して再利用し、再び水を送り出すためのポンプなどが紹介されました。

【JR東日本 新潟支社 高橋直人 副長】
「遠心力によって水をかき上げて押し出す縦型のポンプになっている」

上越新幹線の消雪設備は40年の歴史がありますが、その間、雪による大きな遅延などは発生していないということです。

県内では現在、新潟駅から越後湯沢駅までの約75kmの区間に2万8000本のスプリンクラーが稼働。冬の新幹線の安全な走行を確保しています。

【JR東日本 新潟支社 高橋直人 副長】
「自信と誇りを持って維持管理をしている。お客様には冬季の安全を支えている設備があることを認識してもらい、安心して新幹線に乗ってもらえればいい」

最終更新日:Wed, 17 Dec 2025 05:00:00 +0900