医師不足の中…“医師の卵”に白衣授与!医療従事者としての自覚新たに「世の中に貢献したい気持ち強くなった」新潟

12月19日、新潟市中央区の新潟大学旭町キャンパスで『白衣式』が行われました。

12月19日、新潟市中央区の新潟大学旭町キャンパスで『白衣式』が行われました。

【桶屋美圭アナウンサー】
「これから医師の卵が医療従事者としての自覚を身につける大事な式典が行われます」

全国の医学部などでは医師資格のない学生が臨床実習を行うにあたり、最低限の知識や技能が備わっているか評価する共用試験を実施していて、この日は試験に合格した学生125人に白衣が授与されました。

【学生代表 塩谷阿弓さん】
「患者さん自身と真摯に向き合い、その感情や背景・人生についても思いをめぐらせ、痛みに共感し、不安や悩みに寄り添い、患者さんを支え、最善を尽くす医師となれるよう精進していく」

佐藤昇医学部長からは「学生気分を払拭し、医療チームの一員になるという意識を持って過ごしてほしい」とエールが送られました。

白衣を受け取った学生は…

【学生】
「これから医師になって世の中に貢献できたらいいなという気持ちが強くなった」

【学生】
「病気だけでなく、患者さんの心も癒やせる医師になりたい」

医師不足や医師の高齢化が叫ばれる中、医師としての一歩を踏み出した臨床実習生たち。

白衣に袖を通し、医療従事者としての自覚を新たにしていました。

最終更新日:Sun, 21 Dec 2025 18:00:00 +0900