【震災15年】当時のボランティアと再会した21歳の男性「震災で出会った人もたくさんいる」 1714人が避難生活続ける新潟県内でも各地で黙とう

東日本大震災の発生から3月11日で15年が経ちましたが、新潟県内では未だ1714人が避難生活を続けています。11日は各地で黙祷が捧げられ、多くの人が震災の教訓をつないでいく決意を新たにしました。

東日本大震災の発生から3月11日で15年が経ちましたが、新潟県内では未だ1714人が避難生活を続けています。11日は各地で黙祷が捧げられ、多くの人が震災の教訓をつないでいく決意を新たにしました。

3月11日午後2時46分…

三条市では福島県からの避難してきた人などが東日本大震災の発生時刻に合わせ黙祷を捧げました。

この震災による死者は1万5901人にのぼり、未だ2519人の行方が分かっていません。

福島第一原発事故の影響などにより県内には最大で9222人が避難。15年を目前に控えた2月末時点でも1714人が避難生活を続けています。

三条市の追悼式に参加した鈴木天明さんもその一人。6歳のときに被災し、福島県郡山市から避難してきました。

【鈴木天明さん】
「床がものでいっぱいになってて足の踏み場がないとかそういう記憶だけが残っているような形。震災でいなくなった人もいっぱいいるけど震災で知り合った人もいっぱいいる」

地震発生から2カ月後に生まれたという弟・粋くんも2カ月後には15歳に、避難してきた当初、お世話になった三条市のボランティアと再会で時間の経過を実感します。

一方、献花台に花を手向け、静かに手を合わせていたのは福島県南相馬市からの避難者佐藤聖幸さんです。

三条市で様々な活動をしながら過ごした15年はあっという間だったと話します。

【佐藤聖幸さん】
「心も体も揺れたた地震で本当にずっと揺れているような感覚で、それは恐怖で揺れていた。揺れてるところを外側から三条市の方などが助けてくれた」

ただ、15年という記憶の風化が叫ばれる中、佐藤さんが周囲の人に伝えたいと話すのは、当たり前に過ぎる日々の大切さです。

【佐藤聖幸さん】
「こうやって生きていることが当たり前だって思うことは世の中にいっぱいある。生きていることもご飯食べることもそうだけど、『当たり前だと思えることは実はありがとうなんだよ』っていうことは僕自身が凄くあの時感じたことだった。たまたま僕たちは生きていたけど」

三条市での追悼式の開催は、15年の節目に区切りを迎えますが、参加者たちは震災の記憶と教訓をつないでいく決意を新たにしていました。

最終更新日:Wed, 11 Mar 2026 19:01:38 +0900