田植えに向け“苗づくり”進むも…稲の苗にも値上げの波 コメ価格は先行き見通せず「コスト削減に努め生産者の手取り確保を」

5月の大型連休を迎えるころに新潟県内の至るところで広がるのは田植えの風景。その田植えシーズンを前に、新潟市内では稲の苗づくりが進められています。

5月の大型連休を迎えるころに新潟県内の至るところで広がるのは田植えの風景。その田植えシーズンを前に、新潟市内では稲の苗づくりが進められています。

【井上聖貴アナウンサー】
「こちら、3月31日に稲の種がまかれたということですが、4cmほどの青い芽が伸びています」

新潟市西蒲区のJA新潟かがやき潟東育苗センターでは3月30日からコシヒカリやこしいぶきなど食用6品種、種の採取用7品種の苗をつくっています。

土を敷いた育苗箱に150gほどの種をまき、温度と湿度を管理して、苗を15cmほどに育てて出荷します。

【JA新潟かがやき 高橋裕貴さん】
「順調に(生育が)進んでいる。高品質な新潟米を育てて生産してもらうために、気持ちよくスタートダッシュが切れるように、健康な良い苗を届けたい」

今年は潟東地区以外からの注文が増え、去年より1000枚多い、9万3000枚を販売する予定だということです。一方で…

【井上聖貴アナウンサー】
「去年のコメの価格高騰を受け、種にも影響が出ています」

県内の稲の種の価格が去年と比べて1.5倍に上がったことを受け、JA新潟かがやきでは育苗箱1枚あたりの販売価格を去年より100円ほど値上げし、880円としています。

また、中東情勢の悪化を受け、資材などが高騰。コメの価格については先行きが見通せない状況が続いています。

【JA新潟かがやき営業部 五十嵐誠喜 部長】
「コスト削減に努めて、生産者の手取りを確保する。再生産価格が取れるような価格設定で販売したい」

JA新潟かがやきは農家に向けた出荷を5月1日に始める予定ですが、県内では田植えが4月下旬に始まり、5月の大型連休中にピークを迎える見通しです。

最終更新日:Thu, 09 Apr 2026 05:00:00 +0900