
学校に通うことが難しいと感じる子どもたちのために、4月、新潟県内で初めて“学びの多様化学校”が開校しました。生徒が安心して学校生活を送るための工夫とは?
4月1日に開校した上越市立諏訪中学校。10日、約60人の学校関係者などが校舎の内覧会に参加しました。
【上越市 小菅淳一 市長】
「豊かに生きるという教育目標のもと、生徒一人一人に寄り添い、学びたいという思いを大切にしながら、その可能性を広げていく学校」
ここは、不登校など学校に通うことが難しい生徒に向けて柔軟な学びを提供する、いわゆる“学びの多様化学校”。
これは近年、増加傾向にある不登校の児童・生徒の学びを支えようと、文部科学省が全国に設置を進めているものです。
授業時間の短縮や個別授業の実施など、学習指導要領に縛られない、生徒に寄り添った教育を行うことを目的としています。
県内ではこの春、上越市と小千谷市で初めての開校となりました。
【諏訪中学校 黒田陽子 校長】
「色々な背景を持った子どもがこの学校を選び、ここで自分の社会的な自立を進めていくことをコンセプトにしたい」
諏訪中学校では年間の授業時間数を通常の1015時間から980時間に削減し、授業は1コマ40分に。
さらに、地域の公民館と連携した学習活動や学生ボランティアによる個別の学習支援を行うことで多様な学びを提供します。
また、生徒がリラックスできる空間も用意。
“つどいスペース”と呼ばれる部屋には、休み時間などに遊べるボードゲームのほか、ハンモックなどが用意されています。
そして、ぬいぐるみのようなものは…
【スタッフ】
「後ろから抱きしめられているような感覚が持てると思い準備した」
生徒が安心して過ごせる工夫が各所にちりばめられています。
【諏訪中学校 黒田陽子 校長】
「この恵まれた環境の中でゆったりとして、自分が今までしてきたこと、そして好きなこと、自分を伸ばすこと、そこに力を入れて私たちも進めていきたい」
諏訪中学校の生徒は4月14日に20人が登校する予定です。
最終更新日:Fri, 10 Apr 2026 21:00:00 +0900




