

新たなリーグでの戦いに臨んでいるバスケットボール新潟アルビレックスBBの五十嵐圭の思いに迫る。リーグ最年長・46歳のベテランが目指すものとは…
■ 体に変化も…46歳の五十嵐圭「まだまだやれるんだという思いで」

9月26日、新たなプロバスケットリーグ『BリーグONE』での開幕戦を迎えた新潟アルビレックスBB。
そのコートに今季も立ったのが、Bリーグ最年長プレーヤーとなった46歳の五十嵐圭だ。

「常に結果を求めて結果を出さなければいけないという思いでずっと現役を続けているし、今季も46歳という年齢にはなったが、コートに立つ以上は、そこは言い訳にはならないし、自分自身を信じて、まだまだやれるんだという思いで取り組んでいけたら」
リーグ開幕前に行った単独インタビューでこう今季への思いを語っていた五十嵐。それでも体の変化は感じているようだ。

「やはりフィジカル的な部分や瞬発的な部分というのは、若い頃に比べると、自分自身もうまく反応できなくなってきたなとか」
2024年にアルビBBに復帰したあとの密着取材でも古傷である左膝など自身の体の状態と折り合いをつけながらプレーを続ける姿があった。
「今まで以上に頭も使いながら、体もうまく使って、そして自分自身としっかり向き合いながらやっていかなければいけないなとは思っている」
こう話す一方で、いつまで現役選手として活動できるか不安はないかとの問いには…
「できる限りコートに立っていたいというのは変わらない中で、ただ、もしかしたら明日、もう難しいかもなと思うかもしれないし、残された現役人生を考えた中で、やはりこの新潟というのは最後のチームになると思っているし、そこでしっかりと何かを成し遂げて、自分も最後引退をしていけるような形になっていけば、それが一番の理想かなと思っている」と話していた。
■「リーグ優勝成し遂げたい」新リーグでは“格上”との対戦も

日本代表も経験した五十嵐だが、長い現役生活の中でいまだ成し遂げたことがないものがある。それが“リーグ優勝”だ。
「自分自身、リーグ優勝という経験がないので、以前、新潟に所属していたとき中地区優勝というのを勝ち取ることはできたが、リーグでの優勝というのを成し遂げたことがないので、もちろんそこを成し遂げたい」

新たに始まったリーグは、クラブアリーナを軸に地域が発展するための審査基準が設定され、入場者数や売り上げ、アリーナの規模などによってカテゴリーが分けられる。
強いからトップカテゴリーに入れるわけではなく、順位による昇降格も廃止。
アルビBBが入った『BリーグONE』は2部にあたるリーグだが、昨季までB1やB2リーグにいたクラブも入っている。
このためB3にいたアルビBBにとっては格上とも言えるクラブを相手にすることになる。
「よりレベルの高いリーグにもなると思っている。自分たちにとっては厳しい戦いにはなると思うが、その中でもしっかりと結果を残していけるように、準備していきたいなと思っている」
■ベテラン・中堅・若手バランス良いチームに 選手獲得にも尽力!

現役選手でありながら社長補佐、そして強化部長補佐という肩書も持つ五十嵐。シーズン開幕を迎えるにあたり、選手の獲得などにも奔走したという。
「今季はやはり経験のある外国籍選手と日本人選手を獲得したいという考えがあったので、そういった意味では、B1やB2を経験している外国籍選手、日本人選手を獲得できたっていうところで、なかなか簡単ではなかったが、そこプラス新潟のために戦いたいと思ってくれる選手たちが集まってくれたので、まずはその部分ではよかったとは思う」
開幕戦でも活躍したデビン・オリバーなどトップカテゴリーでのプレー経験のある選手などが加入し、ベテラン・中堅・若手がバランスよく揃ったと話す五十嵐。
求められるのはリーグでの結果だ。
「あとはコーチ陣、フロント陣にも任せて、しっかり自分自身もシーズンが始まれば選手として集中してプレーしたいなというふうには思っている」
■「自分を信じて進化できるよう頑張りたい」

アルビBB、そして五十嵐は新たなリーグの中でどんな輝きを放つのか…リーグでの行方に注目だ。
「自分自身をやっぱ信じてあげなければできないと思うし、とにかく自分自身はまだできるんだという、そう思いでやれる限り自分を信じてやっていきたいなとは思っている。進化できるように頑張りたい」
最終更新日:Mon, 12 Oct 2026 10:00:00 +0900



