「開館以来初めて…」新潟市の“藤棚”予想以上に早い開花ですでに6分咲き「心の癒やし求めて来館を」

新潟市江南区の北方文化博物館の藤棚がまもなく見頃を迎えようとしています。今年はこれまでにない早さで開花が進んでいて、大型連休を前に多くの人が藤の魅力に酔いしれていました。

NST新潟総合テレビ
新潟市江南区の北方文化博物館の藤棚がまもなく見頃を迎えようとしています。今年はこれまでにない早さで開花が進んでいて、大型連休を前に多くの人が藤の魅力に酔いしれていました。

【長谷川珠子アナウンサー】
「北方文化博物館ではあちらの大きくて太い幹から枝がぐんぐんと伸びて見事な藤棚が完成し、訪れた人を楽しませています。上の方は花が咲いていますが、下に行くにつれてまだつぼみがあり、現在は6分咲きだという事です」

樹齢150年以上の藤の花が畳80畳分まで広がる藤棚。例年、大型連休中に開花し見頃を迎えるといいますが、今年は1週間ほど早い開花となりました。

【北方文化博物館 佐藤隆男副館長】
「本当に開館以来初めてです。例年通り連休中に十分楽しめると思っているとちょっと時期がズレましたので気持ちも早めて早めに来てもらいたい」

今週末には満開を迎える見込みで、ハチも大忙しで藤の蜜を運んでいました。

【訪れた人】
「もうちょっとで満開だけど香りがすごく良いので来た甲斐があった」
「春がきたなって。桜が終わって藤だもんね。いいですね」
「この時期ならではというか季節を感じられるものなので良いなと思ってそれを一緒にこれから楽しんでいけたら」

また、今年の来館者はウイルス禍前よりも2割ほど増えていると言います。

【北方文化博物館 佐藤隆男副館長】
「心の癒しを求めて心のご馳走を求めるつもりでご覧になって欲しい」

北方文化博物館の藤棚の見頃は今週末から1週間ほど続くということです。