
醸造文化の発信拠点となる「KULABO(クラボ)」が、にしかんエリアにオープンします。
この施設には、新潟市西蒲区を中心とする、にしかんエリアを盛り上げる様々な取り組みが詰まっていました。
【桶屋美圭】
「宿場町としてにぎわっていたことから、醸造文化が栄えたと言われる新潟市西蒲区。この文化を発信し、地域の観光を盛り上げたいと、新たな拠点が誕生しました」
酒蔵の「蔵」と研究施設の「ラボ」を掛け合わせた「KULABO」。
酒蔵・ワイナリーに地ビールのブルワリーが合わせて16軒も集まるにしかんエリアで、「醸造文化の研究や酒蔵同士がコラボする場に」と、高野酒造がオープンさせました。
【桶屋美圭アナウンサー】
「店内、高野酒造の日本酒が並んでいるのはもちろんですが、なんと県内各地のワイナリーのワインや他の酒蔵の日本酒も並んでいます」
【高野酒造 高野英之 代表取締役】
「1人だけで勝てるほど甘くない時代になっているし、自分のところ以外の酒蔵さんの力も借りながら、日本酒の文化を広げていきたい」
自社だけでなく、地域一体となって醸造文化を盛り上げたいと話す高野社長。さらに…
【高野酒造 高野英之 代表取締役】
「こちらが今回つくったオープンファクトリー」
店内では、瓶を洗うところから酒を詰めてラベルを貼るまでの工程が間近で見られるほか、隣にある約120年前に建てられた酒蔵も見学できます。
【高野酒造 高野英之 代表取締役】
「120年前の古いものと令和の最新のものと両輪で見て、酒蔵は歴史があるんだなと感じていただければ」
地域のにぎわいを創造する新たな拠点として期待されるKULABO。
【高野酒造 高野英之 代表取締役】
「例えば弥彦に行った帰りに、『そういえばあそこに酒蔵があったよね』という、一つの宿場町・休息地のような施設になればいいかなと」
KULABOは4月29日(土)にオープンします。