
今年の春闘では、労働団体・連合新潟の中間結果でも、各組合・定期昇給込みで組合員1人あたり1万301円。29年ぶりに3%台の賃上げとなりました。こうした中で、お父さんたちのお小遣いに変化はあったのか、街で話を聞きました。
お父さんたちに、自由に使えるお金について聞くと…
【お父さんたち】
「(月に)2万か3万くらい」
「必要なときにもらっているという感じで、全部女房に財布任せですね」
必要な時に妻からお金をもらう人や、共働きで家計と別の財布を持っているという人も。一方、お小遣い制だというお父さんたちの春闘は!?
Q.家庭での賃上げ交渉は?
「私が大蔵省(妻)に対して?一切しておりません!」
Q.(妻に)交渉とかする?
「いつも怒られています」
「見込みはないですね。交渉は難しい」
「子どももいるので、将来のこともありますし、自分でなんとかするしかないかなと」
交渉の場に立つのも難しい様子。物価高もあり、使うお金も増えているはずですが…
【お父さんたち】
「外食は本当に高くなったので、もう(弁当を)自分で作って」
「仲間と飲みにいく回数を減らしているくらいかな」
「無駄な買い食いとかは減ったかなと思いますよね」
Q.このパンと牛乳は?
「これはちょっとおやつなんですけど」
家計のルールにかかわらず、節約を意識するお父さんたちの姿が多く見られました。
一方、保険会社が去年調べたデータによりますと、大人の1か月のお小遣い額について新潟県は全国で10位となっています。
しかし、家計が去年より悪化したと回答した割合も新潟県は9位と上位に入っていて、お父さんたちにとっては我慢の日々が続きそうです。