

長岡市に住む60代女性が現金100万円をだまし取られました。警察は特殊詐欺事件として捜査しています。
4月25日午後3時45分ごろ、女性の自宅の固定電話に市役所職員を名乗る男から電話があり、「介護保険料が多く支払われています、書類が届いているはずですが、ありませんか。きょうが締め切りとなっています。還付金があります、金融機関へ行って着いたら連絡を下さい」などと言われました。
女性は長岡市内の金融機関へ行き、携帯電話で通話しながら、男の指示通りにATMにキャッシュカードを入れて操作したところ、現金約100万円を他人名義の口座に振り込み、だまし取られました。
その後、家族に相談したことで、被害に遭ったことに気付きました。
《特殊詐欺の防犯ポイント》
犯人は言葉巧みに被害者をだまし、現金やキャッシュカードを取りに来る可能性があります。
・相手は詐欺のプロであることから、防犯機能付き電話機の設置や常に留守番電話に設定しておくなど、犯人からの電話に直接出ない対策を取ることを検討してください。
・電話でお金の話が出た時は、特殊詐欺を疑ってください。