
4月29日からの大型連休を前に海での事故を防ごうと、新潟海上保安部による海上パトロールの出発式が行われました。
新潟西港で行われた出発式には新潟海上保安部の巡視船乗組員など15人が参加しました。
県内では去年春の大型連休期間中に5件の海難事故が発生し1人が死亡、1人がけがをしています。
いずれも釣りの最中に事故が発生していることから、新潟海上保安部は釣りに行く際には救命胴衣の着用や最新の気象情報を確認するよう呼びかけています。
【新潟海上保安部 田中健彦 部長】
「常に風や波の状況には気を配っていただいて、危険を感じたらすぐに戻るとか、帰るとか、しっかりとした決断をしていただいて、事故のないよう努めていただきたい」
また、冬の間使用していなかったプレジャーボートなどに乗る場合は出航前に整備・点検を徹底するよう呼びかけています。