
三条市の60代女性が現金約50万円をだまし取られました。警察は特殊詐欺事件として捜査しています。
4月27日、女性の自宅の固定電話に市役所職員を名乗る男から電話があり、「介護保険料の還付金があります。手続きが今月いっぱいで、金融機関でも手続きができます」などと言われました。
その後、金融機関を名乗る男から自宅に電話があり、「コロナで対面での説明はできないので、携帯電話で指示します」などと言われました。
女性は三条市内の金融機関へ行き、携帯電話で指示を受けながらATMを操作したところ、現金約50万円を振り込み、だまし取られました。
女性は不審に思い、ほかの金融機関に相談し、詐欺の被害に気付きました。
《特殊詐欺の防犯ポイント》
犯人は言葉巧みに被害者をだまし、現金やキャッシュカードを取りに来る可能性があります。
・相手は詐欺のプロであることから、防犯機能付き電話機の設置や常に留守番電話に設定しておくなど、犯人からの電話に直接出ない対策を取ることを検討してください。
・電話でお金の話が出た時は、特殊詐欺を疑ってください。