
新潟県湯沢町で4月29日に始まる「春の雪フェス」。
このイベント、自然の中で日頃の疲れを吹き飛ばすことができる爽快なアトラクションがSNSでも話題となっています。その魅力を取材してきました。
【桶屋美圭アナウンサー】
「湯沢高原に来ています。28日午前10時、現在気温は18℃と暖かく、山々も新緑に染まっていますが、所々雪が残っているのが分かります。こちらでは、この残雪を利用したイベントが始まります」
越後湯沢駅から徒歩8分の湯沢高原ロープウェイステーション・山麓駅からロープウェイに乗り込みます。
空中散歩を楽しむこと7分。標高870mの場所にあるイベント広場に到着しました。
こちらで、湯沢の町並みや越後三山を眺めながら楽しめるのが、残雪を活用した雪遊びです。
【湯沢高原スキー場 営業企画部 広瀬栄志さん】
「今年は雪が少なく、スキー場の営業が終わるのも早くて、ここまで維持するのが大変だった」
毎年、スノーモービルなど雪上競技の体験コーナーも設けていましたが、今年は雪どけが早かったことから、雪遊び・そり遊びエリアの2か所のみに。
そんな湯沢高原で今、SNSで話題となっているのが、高原エリアを最高時速30kmで滑走する「サマーボブスレー」。
TikTokに投稿された動画は4月28日時点で60万回再生を突破していて「何これ、めちゃ行きたい」「新潟県民だけど知らなかった」「音が電車(笑)」など、様々な声が寄せられています。
【桶屋美圭アナウンサー】
「それでは、これからサマーボブスレーに乗って、湯沢高原を駆け抜けます」
全長706mのコースを桶屋アナウンサーも体験!
【桶屋美圭アナウンサー】
「迫力がすごい!トンネルに入ります」
コース内には、トンネルや急カーブも。
【桶屋美圭アナウンサー】
「お~!風がすごい!」
初夏の風を浴びながら、青空・新緑の山々・池などの絶景が堪能できます。
【桶屋美圭アナウンサー】
「ジェットコースターのようでとても迫力がありました。また、鳥のさえずりも聞こえてきて、季節を感じるのにもぴったりなアトラクションです」
サマーボブスレーは、1台で2人まで乗ることができます。このほか、ゴーカートやアウトドア体験など、様々な催しが開かれる「春の雪フェス」。
【湯沢高原スキー場 営業企画部 広瀬栄志さん】
「ここ2年間くらい、皆さん、お子さん含めてマスクをしていて笑顔が見られなかったが、今回多くの笑顔が見られるのではと期待している。自然やアウトドアトレッキングを楽しんだりすることが、“夏のスキー場でもできる”というところを楽しんでほしい」
「春の雪フェス」は4月29日に始まり、5月7日まで開かれます。